結婚式や披露宴で困った時や迷った時の対応について

友人や同僚、先輩や後輩などの結婚式、あるいは披露宴に呼ばれた時、多くの人が何かしら困ったり迷ったり悩んだりするようです。その中でも多くの人が戸惑ってしまうことをピックアップしてご紹介します。それぞれの対応や考え方などについても学ぶんでおきましょう。

祝儀袋は袱紗に包まなくても大丈夫?

結婚式や披露宴に呼ばれたら必ず用意しなければならないご祝儀。ご祝儀は祝儀袋に入れますが、それをさらに袱紗に包んで持っていきます。袱紗がなければ、スカーフなどでも問題はありません。ただ、柄に注意してください。結婚式や披露宴に見合う、しかし、派手すぎないものを選びましょう。

ご祝儀袋が汚れないようにするためのものが袱紗です。スカーフなども、もちろん汚れていない、誰が見ても清潔に見えるものを使うようにしてください。

披露宴などで気を付けたい衣装の選び方

披露宴などに参加する時に最も意識したいのが衣裳です。おしゃれはしていくべきですが、目立ちたいという気持ちは持たないようにしましょう。
何よりも新郎や新婦よりも目立ってはいけません。

また、披露宴などにはさまざまな年齢や立場の人が出席しているはずです。衣裳の選び方を間違えると人間性も疑われてしまうため、お祝いの席にふさわしい、且つ派手すぎず崩れ過ぎていない衣裳を身に纏い参加しましょう。

体調不良で披露宴に出席できない時の対応

楽しみにしていた披露宴。しかし、当日に体調が悪くなってしまうこともあるかもしれません。そんな時はすぐさま連絡をし、欠席する旨を伝えること。体調不良以外の場合でも、出席が難しくなれば早めに連絡を入れましょう。

本人に伝えられない場合には、その家族でも構いません。披露宴に遅れる時も同様の対応を取ってください。

披露宴の途中で体調が悪くなってしまった時には早めに部屋を出て、会場の外で休むこと。無理をして倒れてしまっては披露宴が台無し。それだけは避けるような対応を取りましょう。

披露宴後の二次会を断る時のポイント

二次会に招待されたけれども断りたい、そんな時には、できるだけ丁寧に断ること。気分がのらないという理由であったとしても、「用事がある」などと相手に納得してもらうような理由を伝えましょう。また、断る時には申し訳ないという気持ちも出し、間違っても「気分がのらない」などとは言わないこと。それが相手に伝われば、その時点で関係性が崩れてしまいます。

二次会に招待されたことに対してのお礼も必ず伝えましょう。「また機会があれば呼んでもらいたい」といった気持ちも伝えるようにしてください。

1.5次会とは?何をすればいい?

挙式、披露宴、二次会、三次会…と続くのが一般的ですが、最近は1.5次会と呼ばれるものも存在します。これは、披露宴と二次会を合わせたような催しのこと。通常は会費さえ用意すればいいのですが、もし新郎新婦が仲のいい友人やお世話になった人の場合には、ちょっとしたお祝いの品を用意してもいいかもしれません。

1.5次会は食事などを楽しむパーティーです。ただ、服装などには気を使う必要があり、大人としての振る舞いが求められます。
あくまでも主役を立てるためのパーティーと心得ましょう。