産休に入っていた会社の人から出産の報告を受けたら、お祝いなどをどうするか職場の人たちと相談することになると思います。
お祝い金やプレゼントの相場や、どんなプレゼントを選ぶべきか迷うこともあるのではないでしょうか。
今回は、会社での出産のお祝いのマナーやプレゼントの選び方についてまとめました。ぜひ参考にしてくださいね。
有志でお祝い金を贈る際の相場とは?
出産祝いに複数人の有志でお祝い金を贈る場合、合計金額は3,000円以上が一般的。一人当たり1,000円くらいから集めることが多いようです。
ただし合計はキリの良い金額にする必要があります。23人でお祝いをする場合、1人1,000円で集金をすると23,000円とキリが悪くなってしまうので、合計金額が2万円か3万円になるように調整しましょう。
会社によっては役職が上の人が多めに出すなど、ルールを決めていることもあるので、上司への相談と確認を忘れずに。
プレゼントは高価すぎないものを選ぶ
前提として、出産祝いは出産の報告を聞いてから贈りましょう。無事の出産と母子の健康を確認してからお祝いを用意するのが基本です。また、赤ちゃんの生後7日~1か月くらいに贈るのがベストです。
出産祝いを贈る側からすると「安すぎる物は失礼だし、高い物を贈っておけば問題ないかな」と考えてしまいます。しかし、出産祝いを受け取る側は、今から子どもを育てていくためお金にはシビアです。内祝いでは半額程度のものを返すのがマナーとされているので、高額の贈り物をしてしまうと、内祝いで負担をかけてしまう可能性があります。
出産祝いのプレゼントの相場としては3,000円から5,000円のものが無難でしょう。安く感じてしまうかも知れませんが、赤ちゃんの洋服やおもちゃなど、高級な物でない限り、充分に購入できます。
洋服は必ず必要になるものなので、お祝いにも適しています。すぐ着られなくなるサイズ(50~60cm)よりも、1歳~2歳くらいの間に長く着られるサイズ(90cm)を選ぶと喜ばれる傾向にあるようです。可能であれば、事前に何がほしいか聞いておくのが一番良いでしょう。
出産祝いで必ず喜ばれる物ベスト5
すぐ着られる肌着&ロンパースは、デザインができるだけシンプルなものを選ぶのがポイント。素材はオーガニックコットンを選択すれば、万人に喜ばれる出産祝いと言えるでしょう。 オーガニックコットンへのこだわりがないママでも、贈り物でもらえたら嬉しいはずです。好みのブランドが分かっていればそのブランドの肌着でもいいですね。
赤ちゃんが生まれてすぐ着られて、ちょっとした外出にも使える肌着&ロンパースは、何着あっても嬉しいでしょう。
2位 紙おむつ&ミルクなどの消耗品
おむつやミルクを使う予定なら活躍することは間違いなしですが、おむつは布おむつ派と紙おむつ派に、ミルクは母乳派とミルク派に分かれることもあるので要注意。紙おむつやミルクのブランドにこだわりを持っているママも多いので、事前の情報収集が不可欠です。
3位 おもちゃ
自分で買わないようなおもちゃは「もらって嬉しかった!」という声が多い出産祝いのひとつ。贈り手の好みを押し付けるような、こだわりすぎたおもちゃではなく、定番のおもちゃや、布製・木製のナチュラルなおもちゃなどが喜ばれています。
仕掛けのついた布絵本は、絵本としてもおもちゃとしても楽しめ、プレゼントにもおすすめです。
4位 金券・ギフト券・現金
「味気ない」という意見もありますが「使わないものをもらうよりも、実用的でありがたかった」という声が多いです。
産後はいろいろとお金がかかるということもあり、金券やギフト券・現金は本当に必要なものを買うのに使ってもらえますよね。
5位 ベビーカー&チャイルドシートなどの育児用品
赤ちゃんとの生活に必要でちょっと高価な育児用品も人気です。ベビーカー&チャイルドシート以外に、ハイアンドローチェアや抱っこ(おんぶ)紐などもよいでしょう。
まとめ
・有志でお祝い金を贈る場合、一人当たり1,000円~5,000円くらいが多い。
・プレゼントの相場は3,000円~5,000円程度。あまり高すぎない物を選ぶことが大切。
・喜ばれるプレゼントはすぐ着られるサイズの肌着&ロンパース、紙おむつなどの消耗品・おもちゃ・ギフト券・必須育児用品など。
有志のお祝い金は会社によって様々ですので、上司に相談した上で決めるのが良いでしょう。
出産祝いのプレゼント選びはとても迷ってしまいますが、今回の記事で紹介した予算や喜ばれるものを参考にして選んでくださいね。