30歳を目前に派遣社員から正社員に

男性で当時28歳でした。
転職理由としては、当時30歳を目前にし、派遣社員という立場から将来に不安を感じ正社員として雇用されることを目標に転職活動を始めました。

また、残業時間、休日出勤など長時間労働が多く、次の職場ではそれも改善しようと思い転職を決意しました。
面接時に年収についての交渉をされ、「どのぐらい欲しいですか?」との問いに今の年収と同程度は最低でも欲しいですと答えたのですが、確約はできないと言われ、少し下がるかもしれませんが努力はしてみますという回答でした。

年収は結果的には多少下がりました。
月の手取りでは大幅にダウンしましたが、年2回の賞与分を含めるとトントンよりは少し落ちました。
具体的な数字でいうと年収300万円から270万円程、約30万下がりました。

なぜ、下がってしまったのか。
それはやはり雇用形態と勤続年数だと思います。
今の日本の雇用形態として長期雇用が前提の給与方式になっていると思います。

派遣社員の時は勤務年数、スキルは本当に多少しか加味されず、入社当時からほぼ横ばいでした。
同会社に3年いたときに時給が10円程あがり、交通費が3,000円ほど追加になっただけでした。

代わりに、仕事時間=給与なので長時間作業をした分、給与には反映されているので長時間労働もやりがいはありました。

与えられた責任に対しては、まったくないという訳ではないですが、やはり正社員と比べると責任は限定的であり、失敗時に問われることも少なかったです。
ワリのイイ仕事と言えば言い方が悪いかもしれませんが、当時はそう感じていました。

なぜ、結果、年収がダウンしたにも関わらず正社員雇用で転職したかと言いますと、やはり将来のことが不安であったからです。
派遣社員としては上記にある通り、責任は限定的で軽く、労働基準法に基づいて働いた分だけの報酬を得られます。
更には入社当初からほぼ最大近くの収入が得られるのです。

これは大きなメリットでしたが、逆にいつ切られるかわからない。
雇用の不安定さというデメリットもありました。
雇用期間が限定的であったのです。

仕事があり、更新し続けて働けるうちはいいが、30を超え転職が難しくなってきたときに雇用契約が終了すると次に転職できる確率は圧倒的に少なくなります。
自分にとっての年齢という大きな武器が減っていくからです。

ということは、更に自分にとって悪条件を飲んで雇用契約を結ぶか、年収を大幅にダウンさせて雇用契約を結ぶかと、マイナスの面が大きくなると思い、年齢を武器にできる20代のうちに転職をしようと考え転職活動を始めました。

結果的には上記の通り年収は具体的数値で30万円程下がりましたが、雇用契約は基本的には切られない、終身雇用と言えます。
しかし、責任としては大幅に増え、派遣社員の時としてはなかったサービス残業まで増えたことにより、実質自給は半分以下になりました。

この職場で長期において結果をだし昇給等が増えれば結果派遣社員だった当時の年収を上回ることは可能でしょうが、数年かかると思われます。
こうした状況下で思ったのは、正社員=安心ではないということです。

派遣社員はわりのイイ仕事ですが、雇用の不安定さというデメリットがあるということは書きました。が、もうひとつメリットがあります。
それは副業を許されていることです。

正社員の場合、多くの企業が就業規則で副業を禁止しているところが多いと思います。
結果、収入の道としてはその一本に絞るしかなく、その道でコケてしまったり、劣悪な条件での勤務を強いられてしまうということが発生してしまいます。

なので、派遣社員として働き副業もはじめ収入の道を一本化せず複数化して雇用安定ではなく収入を安定させるということが重要だと私は思います。

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