社会人として働くときに意識すべきこと

入社したばかりで仕事がバリバリこなせる人は少数でしょう。
だからこそマナーだけはしっかりと守り、日頃からの態度で仕事への意欲を示さなければいけません。

そのために頭に叩き込んでおかなければならないことをまとめてみましたので、ぜひ参考にしてみてください。

社会人としての自覚を持つこと!!

時間は守れて当たり前

どんな理由があろうとも遅刻はNG。
任された仕事も期限やタイムリミットを必ず守りましょう。

出社時のみならず、取引先企業に出向く時でも、遅刻をしないよう余裕を持って出発するようにしてください。

もし時間が守れない事情が発生した場合には、早めに会社等に連絡を入れること。

明確な理由と、どの程度の遅刻になりそうなのかを必ず伝え、余計な言い訳などをしてはいけません。

交通機関が遅れた場合には遅延証明書を発行してもらいましょう。
その時も言い訳はせずに謝罪し、反省する姿を見せることが大切です。

終業時間になっても、まずは周囲に目や気を配ること。他の人の仕事が手伝えないか、あるいは退社前に少し勉強したりできないかなどを考え、必要に応じて会社に残り作業を行うようにしてください。ただ、意味もなく残ると会社に迷惑をかけることにもなるので、「空気を読む」ことも大切です。

体調が芳しくなく、やむなく退社を希望する場合には、その理由もしっかりと上司に伝えた上で会社を後にしましょう。

マナーや態度に注意を払う

社会人は、あらゆるところでマナーが求められます。また、態度によっても周囲に与える印象が変わってくるでしょう。

退社時は何も言わずに会社を後にするのではなく、必ず上司にその日の仕事の報告をし、同僚等にも声をかけて会社を出るようにしてください。だるそうな態度を社内でとることなく、椅子に座るときにはしっかりとした姿勢を保ち、上司と話をする時にも、真っ直ぐと立って姿勢を正しくすることを意識しましょう。

体重を左右どちらかに乗せる、首を曲げる、乱れた日本語を使うなどは当然NGです。

仕事をしない人は給料をもらう価値なし

給料を受け取るということは、仕事をしているということ。仕事をしない人は、お給料を受け取る価値がありません。

この意識を忘れると会社にも迷惑がかかりますし、あなたのキャリアにも大きな悪影響を与えます。

自らの行動のすべてがお給料に変わる、そういった自覚を持った上で行動するようにしてください。

会社内でのルールを把握し遵守すること

禁止事項を確認し必ず守ること

社会人としてのルールやマナーはもちろん、企業ごとにルールが定められていることがあります。
入社後は、その企業内でのルールをいち早く確認し身につけることを心がけてください。

その過程で分からないことや疑問点が出てきたら、先輩や上司に尋ねましょう。
特に禁止事項に関しては必ず確認し守らなければなりません。

また、暗黙のルールも多くの企業に存在しています。
それもできるだけ早めに確認し把握しておきましょう。

オフィスや机周りを含め清潔感を保つこと

どんなに仕事が忙しくても、オフィス内や自分の机は綺麗に保つ努力をしましょう。定期的に掃除をするのはもちろんのこと、汚さないように気を遣いながら使用したいものです。

トイレや喫煙所などの共有スペースに関しては、特に綺麗に使用することを心がけてください。使用したものをそのまま放置しない、汚れがあれば拭く、こうしたことを意識しながら利用しましょう。

意欲を持って仕事と向き合うこと

仕事を覚えるための努力をしよう

言われたことをやるだけなら、それはロボットと同じ。仕事は、それを覚えて自らの能力でこなしていくもの。また、仕事は覚えるだけではなく先輩や上司から盗むことも重要であると認識し、「教えてもらえるまではできなくて当然」という意識は持たないようにしましょう。

そのためにはメモをこまめに取ったり、予習や復習が必要となります。言われたことはもちろん、言われていないこともできるような意欲を持って仕事を向き合ってください。

周りの人のことも気にしながら仕事をしよう

会社は自分の家ではありません。
他の人も働いていることを意識し、周囲に迷惑をかけないよう気を遣いながら仕事をするようにしてください。

  • ・オフィス内では、余計な私語は慎むこと
    ・個人的なことで業務用の電話やパソコン等を利用しないこと
    ・決められた席や場所からは無闇に移動しないこと
    ・許された時間や場所以外での飲食は控えること
    ・ゴミは指定の場所に捨てること
    ・あくびや頬杖、椅子の上に足を乗せるなどの行為はしないこと

以上のことに注意しながら、仕事と向き合っていきましょう。

電話対応や嫌な仕事こそ率先しよう

新入社員こそ、電話は積極的に対応するようにしましょう。
電話がかかってきたら先輩よりも先に出るようにしてください。

電話相手の情報や用件は必ずメモに残し、それを適切な人に伝えることも忘れないでおきましょう。

掃除、お茶だし、買い出しなどは、進んで行うこと。
雑用と呼ばれるものこそ、新入社員の大事な仕事であると心得ておきましょう。