初対面でも打ち解けた雰囲気を作る

初対面の方と話す機会は、ビジネスシーンでは毎日のようにあります。ですから見知らぬ人となるべく早く打ち解けられるようにする事は重要であり、ビジネス上の一種のスキルとも言えます。

打ち解けた雰囲気は笑顔と挨拶から

根っからの社交的な性格という方もいらっしゃいますが、日本人の多くは基本的に内向的といわれており、初対面の人とすぐに打ち解けることを難しく感じるものです。まず、自分だけが初対面の方と打ち解けた雰囲気を作るのが苦手であるとは考えないようにしましょう。

克服するための努力をすることが誰でも必要であるという事です。
ビジネスパーソンとして、初対面の人とでも打ち解けた雰囲気を作り出せる事は一種のスキルとも考えられています。

「会社のために」「会社の顔として」親切に接する役を演じるつもりで、初対面の方を迎えるようにしている方も少なくありません。

つまり、多くの方は少し無理やりでも爽やかな笑顔を作り、話題を提供するように努力をしているということです。

最初はぎこちないかもしれませんが、意識的に「笑顔」を見せ、「挨拶」を明るく行なうことで、だんだんと習慣となり、こうした笑顔と挨拶が自然なものとなってきます。

初対面の方と接するのが苦手な方にとって笑顔はぎこちないものになってしまう可能性があるため、初めは鏡の前に立って自分で笑顔を確認するようにしておきましょう。

「笑顔」「挨拶」に加えて必要になるのは、軽い会話によって親しい雰囲気を作り出すという事です。

軽い世間話でも明るい雰囲気を作り出せる

初対面の方に接する時は、「何を話せば良いのだろうか」と心配になってしまうものです。

いろいろな話題を考えたものの、全く使うことができず固い雰囲気のまま商談が終わってしまったという事もあるかもしれません。

しかし、あまり難しい事を話さなくても「世間話」でも十分打ち解けた雰囲気を作り出すことはできます。

どのような話題を提供できるでしょうか?

例えば「天候」「時事ニュース」「食事情」「スポーツニュース」などはオーソドックな話題ではあるものの、誰でも興味を少なからず持っているもので、さらに答えやすい質問です。さらに取引先への訪問の場合は「会社の周りの環境」「会社の話題」などを選ぶこともできます。

「とても綺麗なオフィスですね」「この辺りは公園もあるので、昼休みに外に出ても気持ちいいかもしれませんね」というような話しができるでしょう。

しかしどんな話題でも良いという事ではありません。

「個人の思想が関係している話題」「答えにくい話題」「政治的な話題」「業界内のライバル会社の話題」「自分たちが多忙を極めているという話」などは場が和むような話題ではありません。

「どの政党を応援しているのですか?」「貴社の経営状態はどうですか?」「宗教はなんですか?」「休みの日は何をしていますか?」という質問や話題がこれに当てはまるでしょう。

誰でも答えやすい質問であり、後に続くような内容の話題が良いという事になります。

人見知りや口下手を克服する方法

「自分は口下手だから」といつまでも言っていると、最後まで自分を変えることはできません。やはり、意識的に努力をして人見知りや話し下手を克服できるようにしましょう。

「話し下手」の方は次の点を意識できます。
事前に複数の話題を準備しておき、箇条書きにしてメモやタブレットに記録して、それを確認しながら話すという事です。だんだんと慣れてくると箇条書きが頭の中にあれば良くなるので、まずは実践をしてみましょう。

さらに毎日のニュースを確認して、ニュースの話題に強くなることもできます。

人見知りの方であれば、商談以外の場所で、誰とでも自分から話すようにしてみましょう。社内にいる清掃の方、出入りの業者、社員食堂の人など、普段あまり話す機会のない方に話しかけて自分を訓練しましょう。

商談を行なう時には、数字や利益などについても同時に考えなければならないので、さらに余裕がなくなってしまいます。

ですから、まず身近な初対面の方と会話をして初対面の人と話す事に慣れていきましょう。社内に初対面の方がほとんどいなくなるまで、いろいろな人に話しかけた頃には人見知りは克服できているはずです。