退職したい!とう意志があれば貫くべき

ホテルの結婚式などの料飲サービスの仕事を3年ほどしていた、当時24歳の女性です。
労働基準法などでは、退職する1か月前の月の15日までに会社に申し出なさいなどと決まっていますが、それは関係ないと思います。

また、周りも「○○さんがいるから、会社に来るのが楽しくなるよ」とか「3年はその会社にいないと、どこに行っても続かない」と退職するのを止めようとする人は勿論、酷い時には「勝手にやめると、訴えるぞ」などと脅すような言い方をする方もいます。

会社以外でも、信頼している友人や家族に退職したいことを相談すると、「ここまでやってきたんだもん、愚痴ならいくらでも聞いてあげるから、まだまだやれるんじゃないの?」「生活があるんだし」「次の仕事もなかなか見つからないご時世なのに」と言われることもあるでしょう。

それに加え、会社でいいことが起きたり、気の合う人と出会ったりすると、「辛いのは一時だけだったのかもしれない」と退職するのを引きのばしてしまいがちです。

ストレスで体調不良が続くなら転職するべき!

ですが、それでも胃がムカムカしたり、睡眠がうまく取れなかったり、好きなことにも取り組めなくなったり、何かしら違和感を感じることがあるのなら、やはり退職したいという意思は貫くべきです。

そうしないと、疲れているのがマヒしてきて、限界を感じだと気には体も心もボロボロになっていることがあるからです。
私の場合がそのケースだったからです。

元々、人から「頑張り屋だね」「えらいね」と言われるのが嬉しくて、ついつい体調が悪くても無理してしまうからです。

なので、ちょっと「辛い」と口にしたくらいでは、「まだまだいけるんじゃないの?」と仮病扱いされるか、「辞めたら、ニートになるんだぞ」と言われて、将来に不安になり、甘えているだけなのかなと思っていました。

また、疲れているという事は仕事をしている証拠だろうと思い、休憩しないで動いていることもしばしばありました。
内心は自分で退職したいと申し出る勇気がなかったので、友達や家族に「辛いなら、、辞めてもいいんじゃないの?」と言って欲しかったのです。

辞めたいと思ったのは入ってすぐで、元々人に話しかけるのが苦手だったので、それを押し切って憧れで入社したため、人間関係に適応できなかったからです。
会話が不器用がゆえに、ネチネチ系の人にはよくいじめられていました。

良くあるパターンらしく、シフト管理する上司に愚痴るスタッフも多かったのですが、私も入社2カ月目で体調を崩し始め、何度か相談をしようとしたのですが、なかなか予定が合いませんでした。

半年経って、やっと辞めたいと言ったり、状況を話せるようになりましたが、あまり改善されませんでした。

「本当に辞めちゃうの?」と言われた矢先、上の仕事を任されるようになったり、段々周りとなじめるようになったり、昇格したりして、気持ちが揺らいでいきました。
しかし2年目に入って、仲間が沢山卒業して行き、知らない顔ぶれが増えたり、プライベートでも友達が結婚したりと色々重なった時、睡眠が満足に取れなくなりました。

シフトを管理していた上司たちもメンバー編成され、仕事のやり方が変わって辛いことが合っても相談できない状態になり、仲間内でも派閥が生まれ、悪口ばかりが飛び交って信頼できる人がいませんでした。

今思うと、シフトが自分で決められないあまり、入社当初から事務所任せにしていたため、次第に「この日は休みたい」と申し出ても、「この日は多忙だから、その次の日にしてくれない?」と甘く見られてしまったのもよくなかったです。

社員は手抜きばかりでやる気をなくす

登録制のバイトで、契約社員を狙って入社し、「認められるまで働け」と言われて頑張って来たのに、社員へ昇格する人は手抜きしている人ばかりでした。いつまで頑張ればいいんだろうといつも思っていました。

3年目に入り、シフトを大幅に減らされて社会保険から脱退させられ、シフトが少ないバイトとして再雇用されましたが、人がいないからといってムリな力仕事ばかりで体がぼろぼろになったので退職しました。

辞める1か月前に退職願を出しましたが、自己都合扱いになっていたので、失業保険ももらえませんでした。
退職後は、通院生活になってしまったので、経済面では辞めない方がよかったと思いますが、体力的なことを考えると辞めてよかったと思います。