kanrisha

転職エージェントを利用して年収200万円アップ!

私は現在30歳の男性です。
転職してから早いもので1年3ヶ月が経ちました。

以前は中小アパレル企業で店頭販売をしており、平日土日問わず、また年末年始やお盆など一般的な方がお休みの日も当然のように働いていました。

アパレル業は好きじゃないとできない仕事

給与は決して高くありませんでしたが、自分が好きな仕事をして生活が出来ていることにほどほどの満足をしていましたし、大学卒業からずっと販売職として働いていましたので、それが当たり前だと思っていました。

しかしまわりの友人の生活観を聞いたり、自分の年齢が上がっていくにつれて、生活・将来に不安を覚えるようになりました。
特にお付き合いしている方との結婚などを考えたときに、今のままの給与でやっていけるのかと思ったのが決定的な理由になりました。

やはり30代手前の転職活動は厳しい!

そして転職をしようと決めたのが28歳の時でした。
ただ販売職しか経験のないアラサーの男が応募出来る会社も決して多くはなく、まずは今後歩んでいく業界・職種を考えました。

販売職としての経験を活かせ、かつ給与アップが望めるという2点が私の中で決めていたポイントでした。
その2点を軸にしていろいろな転職サイトを見ていて、たどり着いたのが人材会社での営業職でした。

これまで1日何十人と接してきた経験を活かせる人と接する仕事であり、若い時期からある程度高い給与が望めること、そして今後のキャリアの中で活かせる営業力を身に着けられるのではないかと考えたことも決め手になりました。

人の人生に影響を与えることも出来るというのもやりがいがあると思いました。

そこですぐ仕事を辞め、転職サイト、転職エージェントに登録し約半年の就活期間を経て現在の職に就きました。

その半年の間に約10社程は選考を受けたと思います。
慣れない面接で最初は筋違いの受け答えをしてしまったこともあり、厳しいフィードバックを受けたこともありました。

それでもなんとか現在の会社に就職できました。
面接の中で年収の話もありました。

どのくらい欲しいかといった直接的な質問もありました。

ですが私の場合は業界経験どころか営業経験すらありませんでしたので、まずは職に就き経験を積めることを重視してそこはいくらであろうとやるといった回答をしました。

正直給与なんてものはいくらあっても高い方がいいに決まっています。
ただその時にいくら欲しいと言える説得力のある回答がないのであれば、高い数字を言うのはそんなに意味はないと思います。

転職エージェントに頼るのは正解!年収アップ!

私はそういった考えで希望給与額を伝えませんでしたが、それでも以前の職と比較して200万円程度はアップしました。

日本人の平均給与は無事上回ることができていますが、それで高給であるとは全く思いません。

私が給与が前職より上がったのはただ単に職種が変わったことと、給与体系がしっかりしている企業についたからで、私の実力というわけではないと思います。

ですので私にとって重要なのは今の会社で経験を積み、次の転職時に給与アップができるかどうかだということです。
先ほども申しましたが、私は給与は高ければ高いほどいいと思っています。

次もし営業で転職することがあるとすれば、前回のようなポテンシャル採用ではなく実力を見られての選考になると思います。

そこで実力(経験に裏付けられた具体的数値を述べられるもの)をもって、今後転職をする機会があったら今以上の給与を求めていくと思います。

もちろん現在転職活動をされている方はそういった状況の方が大半だと思います。

現在の職の経験を活かして転職するならば、現在過去の経験を数値、チャートで説明するなどして説得力のあるプレゼンを面接という場で行うことが大事だと思います。

その論理があれば交渉も出来ますし、有利だと思います。

年収はダウンしたものの、人間らしい生活を取り戻すことができた

37才、男性サラリーマンです。
大手電機メーカーでソフトウェアの開発者として13年間、働いていました。

お金を取るか時間を取るか

ご存じの通り、ソフトウェア業界は月あたりの残業が、80時間~120時間くらいが常識で、私も入社1年目からバリバリ働いていました。

33才を過ぎたあたりから、たまに疲労によって下痢や蕁麻疹がでるようになり、転職を考えるようになりました。
私の周りの人間も、「転職するなら35才までだよね。」という考え方が一般的でした。

逆にその年齢を過ぎると、転職を口にする人は少なくなりました。
転職するなら、同じ職種しかないだろうと決めていました。

ですが、残業時間が短いところがいいと考えていたので、転職サイトや各社のホームページで、求職情報を探し周りました。

面接でも、残業時間については、さりげなく聞くことを心がけました。面接3社目にして、ほぼ希望通りの会社が見つかりましたので、そちらでお世話になることに決めました。34才の転職でした。

同じソフトウェア業界ですが、社員数500名くらいの中堅規模で創業29年目でしたので、まずまずの安定度だろうと判断しました。

面接では自分の希望をしっかり伝えること

年収は約20%ダウンしましたが、これは私が面接時に希望した金額通りでしたので、先方が、十分配慮してくれた結果だと思います。(入社後に知ったのですが、私の賃金は課長級の俸給ランクでした。)

残業時間は、月40時間を超えることがなくなり、身体への負担も少なく、とても満足しています。
蕁麻疹もほとんど出なくなりました。

前職では、だいたい1日16時間くらい拘束されていました(定時8時間、残業4時間、通勤4時間)が、今では、一日12時間くらいしか拘束されません(定時8時間、残業2時間、通勤2時間)ので、収入が20%しかダウンしなかった点は、むしろ十分な成果だと感じています。

私の職能等級は、前職も今の会社でも残業代のつかない等級でした。(いわゆる裁量性というもので管理職のように基本給プラス裁量手当のみの職能です。)

その為、収入のダウン分は、単純にその会社の俸給表の違いによるものでした。なにしろ前職は、創業20年以上、売り上げ2兆円以上という大企業でしたので、今から思えば基本給も賞与も破格でした。

私の経験から、転職先を探す場合は、給与や役職といった待遇面だけでなく、その会社の主力製品や社員構成などがとても重要だな、と感じています。

主力製品が自社開発なのか他社製品なのかによって、システムエンジニアの会社での拘束時間が大きく変わる場合がありますし、製品の開発環境がパソコンなのか、高価な専用機なのかによっても、デバッグ等に要する作業時間が大きく変わってきます。

主力製品が他社製品の場合、不具合が発生しても、自分では問題解決できません。

結局、修正が完了するまで時間がかかってしまいますし、不要な待機時間も地味に増えてしまいます。
また、開発環境がパソコンだと、いつでも開発・デバッグができるので、自分の大量で徹夜や休日出勤を減らすことが可能です。

一方、その会社の社員構成は、中途採用者が多いのかどうかも気にしていました。
私の考えでは、中途採用者がある程度いたほういが、組織が硬直的にならず、転職者でも自由に仕事ができると感じています。

但し、あまり退職者が多すぎる会社も問題ですので、その辺は、離職率を参考にするといいと思います。
また、最近では企業の口コミサイトもたくさんありますので、検討中の企業の口コミをチェックすることも忘れずに実施したほうがいいでしょう。

まあ、だいたい口コミサイトに投稿する人は、離職者が多いと思いますので、いいことは書かれていませんが、あまりに悪口ばかりの会社はやめたほうがいいと思います。