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ビジネスの成功のカギを握る会話術とは

ビジネスの多くは1人では成立しません。会社に入社した人であればなおさら、誰かとコミュニケーションをとらなければ仕事として成り立たないはず。

そのコミュニケーションの中でも最も重要なのが、「会話」です。

世の中には会話の上手な人もいれば下手な人もいます。
成功を収めやすいのは、当然前者。
会話術を身につけ、ビジネスマンとしての成功を手に入れましょう。

重要なのは伝える相手と伝える内容

会話には必ず聞き手がおり、仕事においてはそれがビジネスパートナーとなります。
この伝える相手を意識することが、会話術を上げるための第一歩。

伝える相手の性格、思考、好み、求めるものなどを推測・把握し、それらを意識して話さなければいけません。聞き手が数名いる場合には、その中で決定権を持っていたり役職が最も高い人に向けて話すようにしてください。

伝える内容も重要です。
何を伝えたいのかを自分がわかっていなければ、相手には伝わるはずもありません。また、同じ内容でも、どのような言葉や文章を選択するのかで伝わり方が変わってきます。

時にキャッチーな用語を用いたり、話す内容の順番を変えたりなどして相手の気を引き、こちらの話に引き込ませるような工夫をしましょう。

話し方によって変わる伝わり方

内容や文章が同じ、使う言葉も順番も同じ、それでも「話し方」よって伝わり方が異なることがあります。

声は大きくても小さくてもいけません。
スピードも、速すぎても遅すぎてもダメ。

また、声色も変えられるようであれば意識的に変化を持たせ、耳に心地の良い声でしゃべることを心がけましょう。

話し方には、表情や身振り手振りも含まれます。
暗い顔や険しい顔で話していては、内容も暗く感じてしまうでしょう。

微動だにしないのも不自然ですが、身振り手振りが大きくなりすぎないようにも注意しなければいけません。

上手に話せるようになるための手順

まだまだ自分の会話術が上がっておらず、自然と優れた話し方ができない方は、上手に話すための予習を事前にしておきましょう。

話す相手を想像する

聞き手によって、話し方や使用する言葉を変えるようにしてください。

上でも少し説明しましたが、聞き手が変われば伝わり方も変わってきます。
当然、伝え方も変える必要があり、それを事前にイメージしておくことが重要です。

伝える内容や構成を練っておく

何を一番に伝えたいのか、そのポイントを絞り込んでおきましょう。相手にとってどのようなメリットがあるのかを伝えることも重要です。

また、どのような言葉を使えば最も伝わるのかを吟味し、大まかなプロットを用意しておいてください。

用意した構成を元に練習

例えば発表する歌が変われば、普通はその歌を発表会までに集中的に練習します。同じように、商談や打ち合わせ、あるいはプレゼンテーションの前には、事前に用意した話す内容や構成を、話す相手を想像しながら集中的に練習しておく必要があります。練習していく中で違和感が生じたら、適宜修正していくようにしましょう。

トレーニングによって身につく会話術

会話術は、トレーニングを重ねればいくらでも身につきます。要は、意識をすることです。

普段から会話術を上げることを意識して話してみましょう。
仕事関係者だけではなく、友人や家族、恋人などと話すときにも、新しく手に入れたボキャブラリーを使用してみたり、構成に変化を加えてみることで、会話術というのは身についていきます。

また、話すのが上手だと感じる人の真似をし、そのテクニックを取り入れるのも効果的。

こうしたことを続けていけば、いつの間にか高度な会話術が身についていくでしょう。

正しい箸の使い方-和食のテーブルマナー

テーブルマナーと聞くとナイフとフォークを連想するかもしれませんが、和食にもテーブルマナーがあり、このマナーを知らないと非常に恥ずかしい思いをします。和食のマナーの主な部分は箸の使い方となりますので、逆にここをしっかりと抑えておけば会食などの機会でも恥をかくようなことはないでしょう。

本来は和食のマナーも非常に細かい

和食を食べる時にマナーを意識しているという方はそれほど多くはないでしょう。しかし和食には多くのテーブルマナーが存在しており、多くの方はこのマナーを知らないだけです。

例えば食事がセットになって出てくる「お膳」の食べ方は本来決まっているものです。本当はこの決まり、つまりマナーに従って食事を食べることが求められています。

基本的には手前の左から食べ始めて、次に手前の右、続いて手前の中央という順番で食事をしていくことが和食のマナーです。そして椀物が右にある場合は右手で蓋を外し、椀が左にある場合には左手で蓋を外すことが和食の作法です。日本料理店でこうしたマナーを意識しながら食事をしている方はほとんどいないでしょう。

現在では和食において細かく作法を守るということは求められてはいません。しかし箸の使い方に関しては現在でも重要です。

正しい箸の使い方

正しい箸の使い方を知っている事は日本人として当たり前です。しかし残念なことに正しい箸の持ち方や置き方をきちんと守っているという方は少ないでしょう。

まず箸の持ち上げ方からみてみましょう。右手で上から箸の右側を掴み持ち上げます。続いて左手を箸の中央部分に下から入れて保持します。右手を一旦箸から離して箸の下から滑らすように持ち替える、ここまでが右手で箸を保持するところまでの作法です。

続いて二本の箸の上の1本を鉛筆のように持ち、下の固定用の箸は親指の付け根部分で保持するようにすれば、箸を正しく持つ事ができています。箸を正しく持つことができたら、それで終わりではありません。料理を取る時に箸のどの部分を使っているのかを確認しなければなりません。箸を料理に付けて良いのは先端の3cm以下の部分だけであり、一度に大量の料理を箸で持つことはマナー違反です。まずはこうした点を意識しながら正しい箸の使い方ができるようにしましょう。

誰もがやっている箸の間違った使い方

箸で料理を持った後にそのまま別の料理を持つ行為を「移り箸」と呼びマナー違反となります。料理を掴んだのであれば一旦白米か汁物に箸を付けることで箸に付いている料理の味を落とさなければいけません。

他には大皿から自分用の料理を取る時に「逆さ箸」にすることがあるかもしれませんが、手で触っている部分を料理に触れさせているため不衛生となりマナー違反です。その他にも汁物の具材を持ち上げる「涙箸」料理に箸を刺してしまう「刺し箸」器の上に箸を置いてしまう「渡し箸」などは、箸の使い方としてはマナー違反になります。

日常の食事の時に何気なくしてしまっているような箸の使い方もあったのではないでしょうか? 取引会社の人と一緒に食事をしている時に、箸のマナーができていないと相手に不快な思いをさせることがあるので、箸の使い方からデーブルマナーを見直してみるのも良い事です。