ビジネス用のスーツを纏い、シックな革靴を身につける。確かにこれでも十分にビジネスマンとしての風格を醸し出すことができます。
しかし、完璧ではありません。
その他の小物のアイテムにこだわってこそ、完璧なビジネスマンとしての姿を作り出すことができるのです。
どのようなアイテムをどのように選ぶべきなのか、ぜひ押さえておきましょう。
小物をお洒落に揃えることでイメージアップは確実
小物のアイテムにお洒落さやセンスが感じられれば、それだけでイメージがアップすることは間違いありません。
ビジネスの場では、その人の持つ能力や実績が重要になることは確かですが、初めて会った相手ではそれが見えてこないことも多々あります。
そんな時に、「自分は能力がある」という印象を主張してくれるのが小さなアイテムたち。
それが話題のきっかけとなって商談が進むといった場面にも、これから多々出くわすでしょう。
小物アイテムはただの自己満足ではなく、イメージをアップさせるために必須の武器であると心得ておかなければいけません。
ビジネス能力が表現できるカバンの選び方
スーツや靴以外のアイテムで最も力を入れてもらいたいのがカバンです。
ビジネスマンには必須のアイテムであり、常に相手の目に見えるところに存在しているものですから、これにこだわっておかないわけにはいきません。
黒やグレーなど、濃い色のカバンを選ぶこと。
靴やベルトと同色のカバンを選ぶと、全体的に締まった印象を与えることができるでしょう。
カバンの底に板が入っているなど、床などに置いた時にしっかりと形を保つものにしておくと、それを持っている人の印象も締まったものになります。
大きすぎても小さすぎてもいけませんが、最低でもA4のファイルや用紙などがそのまま入るくらいの大きさのものを選びましょう。
女性の場合はカバンの中にさらに同系色の小物入れ用のカバンがあると、収納的にも便利ですし、スマートな印象を与えることができます。
コートの選択で印象がガラリと変わります
コートはスーツと同様で、体型に合ったものを選択すること。
スーツと同じように濃い色のものを選びたいですが、仕事先の人と会う時には基本脱ぐため、ベージュのような明るめのものでも問題はありません。
女性も男性と同じで、コートはサイズ感とカラーに注意。
前をボタンで留めるものを選択し、また、お洒落だからといって、あまり特殊な形状のものは選ばなようにした方が、ビジネスシーンでは無難でしょう。
小さなアイテムにこそこだわりましょう
カバンやスーツは常に外に出しておくもの。
それにもこだわるべきですが、それ以上にこだわりたいのが、さらに小さなアイテムたち。
例えば、時計。
そもそも、ビジネスマンが時計をしないことは有り得ません。
持っていないのであれば、すぐに手に入れておきましょう。
高級ブランドは身に付けないこと。
特に若者が高級ブランドの腕時計を身につけると、「能力に見合っていない」、「生意気だ」という印象を与えてしまい逆効果です。
シンプルなアナログ腕時計を選択しましょう。
財布は、革製が理想。
色はやはり黒系や茶系が無難。
派手な装飾やデザインのものではなく、シンプルな二つ折りの財布を選びましょう。
名刺入れも同様です。
ステンレス製のものも人気がありますが、まず手に入れたいのは財布と合わせた素材とカラーのもの。
やはり派手さは不要です。
その他、手帳や筆記具、それを入れるケース、ハンカチやパスケースなどにもこだわること。
デザインや素材はできるだけ財布などと合わせ統一感を出しておくと、お洒落なだけではなく、「仕事ができる」という印象も与えやすくなります。