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長期計画を成功させるためのポイントとは?

大きなプロジェクトや長期に渡る計画、これらはスケジュールを立てるところから全てが始まります。スケジュールの立て方が上手くなければ、その計画もスムーズに進めていくことができません。

どのような視点や考え方で計画を立てていけばいいのか、それをまとめてみたいと思います。ぜひ参考にし、実際に計画を立てる際に役立ててみてください。

スケジュールの作成は全体像を眺めながら

計画というのは、それを全体で眺めながら細分化していくことが重要です。
全体を眺めると、どの作業にどのくらいの時間をかけるべきかが見えてきます。

最初から個々の細分化された計画だけに視点を置くと全体像が見えずに、適切な計画が立てづらくなってしまうでしょう。タイムリミットから逆算しながら、バランス良く無理のない計画を作り上げていくことこそが、長期の計画を上手にスケジューリングするコツとなります。また、全体像を眺めると、どの作業にどのような可能性があるのかを把握しやすくもなります。可能性とは、トラブルやミスなどのこと。

スケジュールの作成はこうしたことも考慮しながら、ある程度余裕をもたせて行っていくことが求められるでしょう。

長期計画は短期計画の集合体

その計画の期間が長ければ長いほど、それは小さな、あるいは短い期間の計画が集約されて組み立てられていきます。全体像を眺めた時に、最終目標はもちろん見えるでしょうが、そこに届くまでの各段階ごとの達成すべき目標をあらかじめ立てておくと、より計画が立てやすくなるでしょう。

また、その各段階ごとで達成すべき目標や、そこに到達するための計画を立てていくと、計画がスッキリとするだけではなく、モチベーションの維持にも寄与します。

長期の計画は、このように短期計画を集合させた形で組み立てていってください。

長期計画を作成する時の流れ

長期計画を作成する時には、まずタイムリミットを決めます。

あらかじめ決められている場合でも、それよりも少し早い期日にタイムリミットを設定しておくと、ギリギリのスケジュールにならずに済むでしょう。トラブルなどが発生した場合にも対処しやすくなります。

そのタイムリミットから逆算し、作業を細分化しながら、各段階ごとの作業内容を明確化していきます。当然、それらの細分化された作業にはどのくらいの時間がかかるのかも考えながら、適切なスケジューリングをしていきましょう。計画を細分化したら、上で説明したように、各段階ごとに目標を設定し明確化しておいてください。もし他にも行わなければならない作業やプロジェクトがある場合には、そちらも同様に計画を立てていきます。

その時、無理なスケジューリングになりそうな箇所があれば、日程をずらすなどして、無理がないように調整していきましょう。細分化した作業の具体的な進め方などを検討・設定し、全体のスケジュール調整を整えていきます。

計画は必ず表を作成すること

長期の計画を遂行する場合には、特に計画を視覚化させておきましょう。表などを作成し、そこに詳細を書き込んでおくと、そこに書かれたスケジュールが脳内に定着し、スムーズに作業できるようになります。

その通りに進めることが理想ですが、仮に計画よりも早めに作業が進んだ場合には、その後の作業も前倒しして、どんどん片付けるような意識を持っておいてください。その時は新たに計画表を作り直すなどし、その新しいスケジュールを脳内に定着させた方がいいでしょう。変更前の計画が頭から離れ、よりスムーズな計画遂行に寄与するはずです。

自分のものにしたいビジネスで多用される言葉

ビジネスシーンでよく使われる言葉、これを覚えておくととても便利。覚えておくだけではなく、実際の場面で自然使えるよう自分のものにしておきましょう。

よく使われる言い回しは、これを知らなければ社会人として認められず、これを使えるだけで社会人として合格と判断されます。

当たり前のように口から出る状態にまでしておく必要があるのです。

言葉は距離感を縮めるツール

ビジネスで多用される決まり文句というのは、相手との距離感を縮めるためのツールです。

心がこもっているに越したことはありませんが、例え表面的であっても、日本人はそれも含めて礼儀と捉えているため、積極的に使うようにしましょう。

相手のことを気遣っている、意識している、こうしたことを言葉に乗せる工夫も大切。

それができればグッと距離感が縮まり、商談がうまくいったり上司に気に入られたりするはずです。

「いつもお世話になっております」という言葉は決まり文句ですが、もう少し具体的に、例えば、「先日はお世話になりました、本当に助かりました」と、当事者同士のみがわかる事柄を伝えれば、両者の距離感はさらに縮まります。

深く考えずに慣習として捉えること

ビジネスで多用される言葉、言い回し、決まり文句などは、あまり深く考える必要はありません。

上で紹介したように多少のアレンジなどは必要となってきますが、それ以外にも、例えば全然その人のおかげでも何でもないのに「おかげさまで」などと言うことがありますが、これは完全な決まり文句であり、そこに深い意味はないのです。

慣習として捉え、違和感があったとしても、それが当たり前のものとして使えるようにならなければいけません。

ビジネスシーンで使われる言葉たち

感謝を伝えるときには、例えば「お世話になっております」「恐れ入ります」などが使われます。「ご尽力いただきまして」などの言葉を添えると、さらに丁寧な言い回しとなります。

「至りませんで」「気が利きませんで」などは、自らを謙遜するときの言葉。これら単体では使えません。

前後に言葉や文章をつなげて使いましょう。

「わかりません」と言うところを「わかりかねます」、「できません」と言うところを「いたしかねます」などと言えば、否定を表すビジネス用語となります。

丁寧に伝えたい時には使える言葉なので押さえておきましょう。

依頼する場面で使えるのが、「お越し願えませんか」、「ご遠慮願えませんか」、「何卒よろしくお願いいたします」などの言い回し。ネガティブな表現も丁寧な言い回しにすれば、やんわりと伝えることができます。

「かしこまりました」は承知を表す言葉、「ごもっともです」は同意を表す言葉。
これらは実際に口語として使われるので、自然な形で使えるようにしておきましょう。

クッションの役割を持つ言葉たち

用件や本題の文章の前につけたりすることで、より丁寧で相手を気遣った表現ができるクッション言葉。

これもビジネスではよく使われるので覚えておきましょう。

相手に依頼するときには「お手数ですが」という言葉を最初につけること。
恐縮ですが」や「恐れ入りますが」なども同様の場面で使えます。

「失礼ですが」は相手に尋ねるときに使えるクッション言葉。
相手の手を煩わせるときには「ご多忙とは存じますが」が効力を発揮します。

相手の時間を割いて何かをしてもらいたいときには、「お手すきでしたら」などを頭につけると、より丁寧な印象に。

「ご足労ですが」と言えば、わざわざこちらに出向いてきてもらうことを申し訳なく思っている気持ちを伝えることができます。

「あいにくですが」や「せっかくですが」は、断る時に使えるクッション言葉です。