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LINE(ライン)の特徴とマナー

LINE(ライン)の特徴

LINE(ライン)とは、フェイスブックやツイッター、ブログなどのヒーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)の一種であり、スマートフォンのアプリケーションのひとつです。
日本はもちろん、世界でも多くの人々が利用しているツールで、使用料は基本的に無料。メッセージやスタンプの送信音声による通話も楽しめます。

LINEはチャットのような感覚でメッセージのやりとりができるのが特徴。待ち合わせの時間に遅れそうな時の連絡などにも便利です。メッセージを相手が確認すると「既読」と表示されるので、相手に伝わっているかどうか分かるのもLINEのポイントです。

ただし、「既読」と表示されたのに相手からの反応がないと不安になったり、逆に既読にしたら時間を置かずに何らかのリアクションをしなくては…と焦ったり、ストレスを感じてしまう人もいます。


既読無視で相手をイライラさせないためには?

既読の状態にしたものの、相手に何のリアクションも返さないことを「既読無視」と言います。相手から何らかの返信を求められているのに既読無視をしてしまうと、相手をイライラさせてしまう可能性も。

とはいえ、外出中や誰かと会っている最中はメッセージを返すことが難しいこともあります。そのような時は、「既読」の表示が出ないように、相手のメッセージを読むための方法を知っておくと良いでしょう。

【既読を表示させずにメッセージを読む方法】

1、受信したメッセージを開かないで、スマホを機内モードに切り替える。

2、LINEに戻ってトーク画面に入る。

3、「既読」を表示しないでメッセージが読める。
※ただし、機内モードをオフにした時点で既読になります。
※既読にならない方法は、iPhone、Android、パソコンなどで、いくつかの方法があります。

メッセージ通知にいちいち気を取られないために

LINEの初期設定では、プッシュ通知により、メッセージを受信した時に本文と差出人の一部分が、ロック画面に表示される設定になっています。スマートフォンの画面にメッセージの一部が表示されれば、内容が気になって仕事中に開いてしまったり、一緒にいる人にのぞき見されてしまったりすることもあるでしょう。

そのような事態を避けるためにも、メッセージ内容表示を「オフ」にしておくのも、LINEと上手に付き合うコツです。すぐに返事ができない状況で、むやみにメッセージを見ないよう、設定を変更しておくことをおすすめします。

【メッセージ通知を画面表示させない方法】

1、設定画面を開く。

2、「通知」を選択する。

3、新規メッセージを「オン」に設定。

4、メッセージ内容表示を「オフ」に設定。

5、メッセージの新着通知だけが、画面表示されるようになる。
※iOSでの操作方法です。

LINEのマナーと困った時の対処法

・スタンプの使い方について
LINEはメッセージ機能だけでなくスタンプ機能があります。使い方についてのルールはありませんが、節度と相手を思いやる気持ちが大切です。

スタンプは会話中のあいづちや感情表現に使うことが多いツール。ただし、むやみにスタンプを連続して使うと、タイムラインをジャックしてしまったり、ひっきりなしに通知することになるので、迷惑になる可能性が高いです。1つのメッセージを送信する時に、スタンプを1個使う程度で十分でしょう。

・今すぐ返信できないのに「既読」にした場合の対処法
既読無視を気にする人もいるので、落ち着いて返信がきちんとできるような状況になるまでは開かないのが最善策です。

やりとりをしている人には事前に「このスタンプを送信した場合は、今すぐには返信ができないという合図です」と伝えておいたり、お互いにルールを決めておくと、不愉快な思いをすることもなくて済みます。

・電話番号を交換しただけの人からLIMEでメッセージが届いた場合
電話番号を交換しただけでも、LINEの電話帳の自動収集機能によってアカウントが加えられてしまうことがあります。

この機能を使わないようにしたい場合は、「設定画面」から「友だち」、「アドレス帳で友だち自動追加・友だちへの追加を許可」のところを「オフ」に切り替えます。すると、電話帳の自動収集機能が無効になり、このような事態を防ぐことができます。

・ビジネスの場でLINEを使うことについて
ビジネスシーンでの連絡はメールが基本。LINEを使うのはふさわしくありません。重要な書類の連絡、会議や研修会などの日時の連絡などは、どんなに親しい間柄の人でもLINEは使わずに、メールでやりとりを行います。

LINEでは簡単なメッセージのやりとりはできますが、件名やタイトルをつけることはできません。後々、必要なメッセージをピックアップするのにも手間がかかり不便です。

ただし、ビジネスシーンでも例外的にLINEが用いられるケースも。社内のプロジェクトチームなどで短いメッセージのやりとりをするためなど、スピーディーに連絡をしたい時に用いられることがあるようです。その場合はメンバーの全員同意を得てからにするなどにしましょう。

・LINEのプッシュ通知が煩わしい場合
LINEのプッシュ通知が煩わしいと感じた場合は、プッシュ通知をオフにすること。設定画面をタップして、「通知」からすべての項目を「オフ」にして設定します。

企業の公式アカウントなど、特定のトークのみオフにする場合は、オフにするグループをタップして、画面の右上にある下向きの矢印をタップ。次に「通知オン」の表示をタップすると「通知オフ」に切り替わります。

プッシュ通知の設定について、必要に応じてカスタマイズすれば、より効果的にLINEが使えるようになり、快適な環境になります。

人間関係を壊さずに対応する術を身につけよう

人と人とが密接に関わり合うのがビジネスです。
対応を間違えれば、その人間関係が一気に崩壊してしまうことも。

どのような事柄や事態に対しても自分本位ではなく、相手のことを考えながら行動に移さなければなりません。それができてこそ一人前。人間関係を壊さずにするにはどのように対応していけばいいのか、見ていきましょう。

無理な依頼をされた時は?

仕事や取引を頼まれたが、それを断りたい時、まずは相手の言い分や依頼をしっかりと受け取るようにしてください。これは、上司に頼まれた時も取引先に頼まれた時も同様です。

上司に頼まれた時には、「中途半端にはしたくないので」という前置きをした上で断りましょう。そうすれば、仕事はしたいが今は難しいと伝えることができます。今抱えている仕事とどちらが優先度が高いのかを、上司に判断してもらうのもいいでしょう。

取引先からの仕事の依頼を断るときは、細心の注意を!すぐに「できません」ではなく、話を一旦受け取ってから、なぜできないのかを伝えます。ネガティブな言い回しではなく、現状を伝えた上で「今は難しい」と伝え、条件や交渉次第では可能であることもにおわせましょう。

もしそれでこちらにメリットが生まれれば、引き受けることも検討の余地に入ってくることもあるでしょう。

適切なトラブルの伝え方

もし問題を起こし、それを上司に伝えなければならない時には、速やかに、そして正直にその内容を伝え、謝罪します。

自分のミスで起こったトラブルではなく、また、自分の判断ではどうしようもない時には、なぜそのトラブルが起こったのか、現状はどうなのかを正確に説明し、上司の判断を仰ぎましょう。勝手に判断する、報告を先延ばしにする、これらはやってはいけません。

トラブルが取引先に影響を及ぼすようであれば、これも取引先に速やかに事情を説明し、丁寧に謝罪します。

自分のミスではなくても、自分のミスのように取り扱い対処していきましょう。
それが今後にも繋がります。

感情的になったら負け。
相手がいくら頭に血が上っていても、それに付き合ってはいけません。こちらはあくまでも冷静に対処することを心がけてください。

わからなかった内容を確認する時のポイント

相手の言ったこと、しゃべった内容がよくわからなかった時にはきちんと聞き返すこと。わからないまま放置は厳禁。相手の伝え方が悪かったとしても、自分に落ち度があったことを伝え、その上でもう一度確認するようにしてください。理解したフリをするのが、最もやってはいけないこと。
それがミスやトラブルに繋がれば、お互いにとって大損害。

気が引けたとしても、大きな問題が生じる前に、聞き逃したことや理解できなかったことはしっかりと確認しておきましょう。

相手の間違いや勘違いを指摘する時

相手のミスや間違いを指摘することも、社会人としては重要な行為。ただ、それをストレートに指摘すると人間関係にヒビが入る可能性も。あくまでも内容や事実を確認するような形で聞き直す、あるいは尋ねるようにしてください。

それによって相手に間違いや勘違いに気づいてもらい、修正してもらうというやり方がベストでしょう。

クレームや注意は慎重に

クレーム、文句、苦情、こうしたことを伝えたい時にも相手への配慮が必要です。相手に恥をかかせないためには、できるだけ人がいないところ、聞いていないところで指摘や注意をすること。指摘や注意の前に、「大変申し上げにくいのですが」などの言葉を添えるといいでしょう。

上司などに相談するのも間違った対応ではありませんが、その行為は、自分ひとりでは解決できない場合に限ります。あまり話を大きくしない方が、人間関係を築く上では有効です。